台湾の魅力といえば、美味しくてリーズナブルな屋台グルメです。
日本でもお祭りなどで屋台は見かけますが、台湾の屋台はもう少し日常生活に根付いていている感じで、ちょっと雰囲気が違います。
そんな屋台グルメを楽しむなら、旅行客はもちろん、台湾の老若男女も足を運ぶ「夜市」に行くのがオススメです。
今回は台湾最大級の夜市である「士林夜市(シーリンイエスー)」で絶対食べたいB級グルメを5つ紹介します。
ここは連日大賑わいの人気スポットで、テレビや雑誌の取材が度々行われるような有名店もたくさん入っています。
メニュー豊富で、毎日でも通いたくなる士林夜市でローカルグルメを堪能して下さい♪
大腸包小腸
士林夜市の中にはいくつか大腸包小腸のお店がありますが、その中でも50年以上の歴史を誇るのが老舗の「福榕記」です。
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士林市場の地下1階フードコートにある「福榕記」 |
いろんな味があるので皆でシェアして食べ比べるのも楽しそう!
お値段も原味(プレーン)50元~なので、気軽にトライできますね。
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大腸包小腸(ダーチャンバオシャオチャン) 原味(プレーン) 50元 |
まわりはパンのように見えて実はお米です。「餅米入り大腸で、お肉入り小腸を包む」というネーミングもおもしろいですよね。もちもちした食感がクセになりそうです。
ソーセージ部分は日本のものとは違ってほんのり甘く、初めて食べる人には、独特の香辛料と相まってすごく新鮮な味に思えるかもしれません。
牡蠣オムレツ
旅行番組等で見て「どんな味なんだろう?」と気になっていた方も多いと思いますが、現地では牡蠣オムレツ味のポテトチップスが売られているくらいポピュラーな食べ物です。
日本ではなかなか食べられないので、台湾に来たからには是非試してみましょう!
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士林市場の地下1階フードコートにある「大頭龍」 |
人気店で常に大賑わいの「大頭龍」は、写真付きでメニューも見やすく種類も豊富。
食べたいものがきっと見つかるはず。でも一番のオススメはやっぱり牡蠣オムレツ。
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牡蠣オムレツ(蚵仔煎/オアチェン) 60元 |
トロトロの舌触りとたっぷりかかったピーナッツベースのソースが絶品の牡蠣オムレツ。
ふちはサクサクカリカリ、中央には新鮮な牡蠣もたっぷり入っていて、60元なのにとっても贅沢な味わいです。
胡椒餅
外の屋台エリアでいつも長い行列が出来ているお店といえば「福州世祖胡椒餅」。
饒河街観光夜市を代表する「福州世祖胡椒餅」の支店で、日本人にも大人気です。
近くを通りかかっただけで、香ばしい良い匂いがしてきます。
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大南路沿いの「福州世祖胡椒餅」 |
焼きあがってはすぐに完売といった状態。いつでも出来立てアツアツが食べられます。
諦めずに並ぶ価値ありです。
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窯で焼かれる胡椒餅 |
インドのナンみたいに窯に張り付けて焼いているのもおもしろいです。
見ているだけでおなかが鳴りそうです。
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胡椒餅(フージャオピン) 50元 |
胡椒餅は肉まんに近い食べ物ですが、焼いているので外はカリカリ、中は肉汁が閉じ込められていてとってもジューシー♪
見た目以上にしっかりと胡椒が効いているので、暑い台湾の夜にはピッタリです。
葱油餅
台湾屋台グルメの中でも特に人気なのが、葱油餅(ツォンヨゥピン)。
観光客はもちろん、現地の若者も葱油餅を手に食べ歩きを楽しんでいます。
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基河路から大南路に入ってすぐの「舊漫窯烤葱油餅」 |
ここの葱油餅は、よくある丸いタイプのものとは違って春巻きみたいな形をしています。
また、油で揚げるのではなく窯で焼いているので脂っこくないのもうれしいです。
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葱油餅+蛋(卵入り葱油餅) 40元 |
プレーンの葱油餅も美味しいのですが、10元で卵を追加するとワンランク上の美味しさになります。
塩気のある卵とたっぷりのネギ、まわりの皮もパリパリで最高♪
好き嫌いの分かれない懐かしい味なので、おやつにはもってこいです。
臭豆腐
台湾グルメの中でもなかなかハードルの高い臭豆腐(チョウドウフ)ですが、中には比較的食べやすいものもあります。
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基河路沿いの串焼臭豆腐の屋台 |
このお店の物は串焼きにしてあり、少しだけ匂いはするけれど、食べていると全然気にならないレベルです。
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大量の串焼臭豆腐がスタンバイ |
味も、甘酸っぱいソースがかかった揚げ豆腐みたいなので、臭豆腐ビギナーの日本人でも美味しく食べられます。
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串焼臭豆腐 40元 |
日本人には「臭豆腐は下水臭い!」なんて言われてしまっていますが、勇気のある方、珍しい物好きな方、旅の思い出にぜひ一度味わってみて下さい♪
グルメ以外にも、食べ物やお土産品、服、ゲーム等々、たくさんのお店で賑わっている士林夜市。日本では体験できない夜市の雰囲気を楽しんで下さいね。